人気ブログランキング | 話題のタグを見る

STAFF/akira
by CC-akira

台風一過

今は乾季。

乾季のはずです。





それなのに・・・。





数日前まで台風並みの爆荒れ具合でした。

この時期に東側、内湾、内湾・・・。

悲しくなりますね。





そしてついに嵐は去りました!!

ブルーコーナーにも行ける!



久しぶりのブルーコーナーはうねりの影響で濁り気味。。。

まぁしょうがないですねー。



と、いつものようにブルーコーナー先端へ。

そこには驚くべき光景がありました。





なんと出る潮回りではないのにツノダシの群れ!!!

そして潮回り通りのミヤコテングハギの大群もすごい!

さらに、様々な群れが集まっています。

普段群れない魚たち。

・ツノダシ
・ヒブダイ
・キビレブダイ
・トゲチョウチョウウオ
・スダレチョウチョウウオ
・レモンチョウチョウウオ
・フウライチョウチョウウオ
・ニセフウライチョウチョウウオ
・アケボノチョウチョウウオ
・ミヤコテングハギ
・ヒメテングハギ
・ツマリテングハギ
・クロモンツキ
・カンランハギ
・ヒレナガハギ
・ゴマニザ
・サザナミトサカハギ

規模は大小様々ですが、これだけの群れが先端に集まっています。

もはやパニック状態。

今までで一番魚影の濃さを感じました。

上の魚たち、普段は群れにはなりません。

なるとしても全部一緒には出ません。





ある説があります。

繁殖期に例外的な激しさで海が荒れると、魚たちの繁殖行動が促される。



危険を察知してなのか、体内時計が狂ってしまうのか原因はわかりません。

一度だけの話なら、そんなまさか!と思えるんですが・・・。

数年前に起きた12月の台風の後にも全く同じ現象が起きていました。

その時も台風直撃でサンゴが壊滅し、砂の地形が変わってしまうほどの激しさでした。





この説、かなり有力です。

でもどうやって急に集まることができるのだろう。

魚って本当に不思議です。




興味深い現象でした。


Akira

by CC-akira | 2017-02-18 19:22 | ocean of palau